引っ越しの際ベッドはどうする?運搬方法や処分方法を解説

自分の持ち物の中でも、ベッドはかなり大型の家具です。そのため、引っ越しの際に「どうやって運べばいいのだろうか」もしくは「どう処分すればいいのだろうか」と悩んでいる人も多いと思います。ベッドは大きさや種類によっては運搬の際に解体が必要だったり、そもそも素人が運ぶのは難しい種類もあります。では、引っ越し先にベッドを持っていく、もしくは処分するにはどうしたらいいのでしょうか。
本記事では、引っ越しの際のベッドの運搬方法や処分方法、注意点などをご紹介します。
引っ越しの際にベッドを運搬する方法
ベッドは家具の中でもかなり大きいため、そのままでは運べないことが多いです。では、引っ越し先にベッドを持っていきたい場合は、以下の方法で運搬できるか確認しましょう。
・ベッドを運びやすいサイズにまで解体できるか
・旧居からベッドを運び出せるか
・新居にベッドを運び込めるか、設置するスペースはあるのか
事前に確認しておくこと
ベッドのサイズ
ベッドを運搬する際には、ベッドを解体できるかという確認が必要です。ベッドの大きさは一般的に縦が195~200㎝、横幅はシングルで約97㎝です。セミダブルより大きいと120㎝以上になります。そのため、ベッドが解体できないとそのままのサイズで運搬しなくてはいけないため、かなり難しくなるでしょう。たとえば、クイーンサイズやキングサイズのもので解体できない場合、搬入にクレーンが必要なケースがあります。その場合はベッドの運搬費用とは別途費用が発生するので注意しましょう。
運搬経路に問題はないか
ベッドを運ぶ際には、ベッドを旧居から運び出し、新居まで運び込めるかの確認も必要です。運搬経路の幅に問題ないか、部屋の中に十分なスペースがあるか確認しましょう。
自分でベッドを運搬する方法
引っ越し費用を安く抑えるために自分で引っ越しを行う場合、以下の点を確認しておきましょう。
・トラックやワゴンなどベッドが入る大きさの車を手配する
・ベッドを運ぶ際に旧居や新居を傷つけないように、運搬経路の曲がり角や階段、エレベーターなどにダンボール等を貼り養生する
・2人以上で運搬する
・運搬中はベッドや自動車に傷がつかないように、荷台にロープなどを使って固定する
特に自分で運搬する場合は、破損しても補償されません。無理をせずに運搬しましょう。
引っ越しの際にベッドを処分する方法
引っ越しの際に心機一転、ベッドを処分する場合もあるでしょう。ここではベッドを処分する方法についてご紹介します。
粗大ごみとして処分する
ベッドなどの大型の不用品は自治体で粗大ごみとして処分されます。自治体で粗大ごみとして処分する場合は、「粗大ごみシール」を自治体の窓口などで購入します。
そして回収日に指定の場所にベッドを置いておきます。
粗大ごみの回収日やルールは自治体ごとに細かく定められています。そのため、あらかじめ自治体の窓口などで確認しておくことをおすすめします。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼してベッドを処分することもできます。ベッドだけでなく、さまざまな不用品を回収してくれるため、処分するものが多い人におすすめです。
不用品回収業者は業者ごとに価格設定が異なります。そのため、時間があるのなら複数の業者から見積もりを取ってから選びましょう。
リサイクルに出す
不要なベッドを少しでもお金にしたい場合は、「リサイクルに出す」という方法があります。リサイクルショップ、フリマアプリ、ネット掲示板などを利用してみるのも一つの方法です。お金をかけずにベッドを処分できる可能性があるため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
ベッドの引っ越しで注意したいポイント
ここではベッドの引っ越しで注意したいポイントをご紹介します。
マットレスや布団を運ぶ時の注意点
ベッドの引っ越しにはベッドフレームだけでなく、マットレスや布団の運搬も必要です。
折りたためるマットレスや布団であれば、コンパクトにまとめて布団袋などで梱包しましょう。折りたためないマットレスは、古い布団や幅広のラップ、マットレス梱包用のカバーなどでしっかりと覆い、全体を包んでおきましょう。
マットレスが大きいサイズだと数十㎏になるため、複数人で運ぶように心がけます。
引っ越し当日に天気が悪かった場合
引っ越し日が晴れとは限りません。雨や雪の場合、マットレスや布団が雨で濡れないように、ビニール袋にしっかり包んで運搬しましょう。
難しいと感じたら業者に依頼しよう
自力で引っ越しをする方が安く済ませられますが、ベッドを破損させてしてしまうと引っ越し業者に頼むよりも高くついてしまう可能性があります。そのため、自力での運搬が難しいと感じたら業者に依頼して運搬してもらいましょう。
まとめ
大型のベッドは、運搬の難易度が高い家具の一つです。引っ越し先に持っていく場合は、解体できるかどうかをまず確認しましょう。もし難しいと感じたなら、業者に任せることを検討するのがおすすめです。