引越しに関するコラム

一人暮らしの引っ越し費用の相場は?

引っ越し費用は、主に荷物の量や移動距離などで異なります。また大型家電や家具の有無によっても費用が変わってきます。それでは、一人暮らしの方が引っ越しをする場合の相場はどのくらいなのでしょうか。本記事では、一人暮らしの引っ越し費用の相場についてご紹介します。

一人暮らしの引っ越し費用の相場はどれくらい?

引っ越し費用は、通常期と繁忙期で異なります。一人暮らしの引っ越し費用の相場を以下の表にまとめました。

通常期(5月~1月)の料金相場(円)

平均 ~15km未満 ~50km未満 ~200km未満 ~500km未満
単身(荷物小) 約41,926円 約34,376 約36,049円 約42,068円 約52,887円
単身(荷物大) 約54,132円 約45,460円 約45,379円 約60,758円 約77,052円

繁忙期(24月)の料金相場

平均 ~15km未満 ~50km未満 ~200km未満 ~500km未満
単身(荷物小) 約48,849円 約39,259円 約47,620円 約45,822円 約53,211円
単身(荷物大) 約68,272円 約52,975円 約58,198円 約71,510円 約91,084円

参照:SUUMO引っ越し見積もり「単身の引越し料金相場は? 費用を抑えて安く引越しするヒント

引っ越し先に持っていく荷物が少ない場合は、約34,00054,000円ほど、荷物が多い場合は約45,00011万円ほどであることが分かりました。基本的に、荷物が少なく近距離なほど安くなり、荷物が多く遠距離なほど料金が高くなります。

一人暮らし用の引っ越しパックが向いている人

単身向けの引っ越しパックが向いている人には以下が挙げられます。

単身赴任の人

自宅が別にあり単身世帯用の住居に引っ越すのであれば荷物が少なめのため、単身パックでも十分に荷物を詰め込めるでしょう。

さらに単身赴任の場合、転居先で新しく家電や家具を購入するケースも多いため、自宅から持っていく家電や家具は限られているでしょう。

家具備えつけの物件に引っ越す人

家具が既に備えつけられている物件の場合、家具や家電を購入しなくても良いため、引っ越し時の荷物が少なくて済みます。さらに家具が備えつけの物件なら、引っ越しにかかる費用を抑えることもできるでしょう。

シェアハウスに引っ越す人

シェアハウスに引っ越す場合、あまり自分の荷物を置くスペースがない場合もあります。また、シェアハウス用の物件であれば、冷蔵庫や洗濯機などの家電や家具が備えつけられている場合も多いため、あまり家財を持ち込む必要がないケースが多いです。そのため、単身向けの引っ越しパックでも問題なく対応できるでしょう。

実家から一人暮らしのために引っ越す人

実家を出て引っ越す人は、これから新しく家電や家具を買うケースが多いため、実家から運び込む荷物は少ない場合が多いでしょう。自分一人分の荷物を実家から運び出すだけなので、荷物が少なくて済みます。

引っ越し費用を抑えるポイント

ここでは少しでも引っ越し費用を抑えるためのポイントをご紹介します。

譲歩できる条件を考えておく

引っ越し業者の繁忙期は24月の土日祝日のため、この時期を外せば引っ越し費用を比較的抑えることができます。この時期は進学、就職、転勤など新生活シーズンのため、引っ越しする人が最も増えます。費用が高くなるだけでなく業者の予約も取りにくくなるため、できるだけ繁忙期を避けるようにしましょう。

引っ越し時期を変えるのが難しい人は、時間や曜日など譲歩できる条件はないか考えておくことをおすすめします。たとえば、「平日でも大丈夫」「時間は何時でも良い」とすれば、引っ越し料金を安くできる可能性があります。

荷物を宅配便で送る

荷物が少ない場合、宅配便で送った方が安くなる可能性があります。家具や家電がなく、ダンボールに入る荷物だけだった場合、1020個であれば宅配費用の方が安いケースも考えられます。

ただし、こちらも荷物の多さや距離によって異なりますので、最寄りの宅配便業者に相談してみましょう。

家具や家電は引っ越し先で購入する

家具や冷蔵庫、洗濯機などの家電は、引っ越し先に運ぶとなると費用が上がってしまいます。そのため、引っ越し先で購入して配送してもらう方法もあります。

まとめ

一人暮らしの引っ越し費用の相場は、通常期であれば約34,00054,000円程度とされています。基本的に荷物が少なく、引っ越し先が近いほど費用は安くなります。ただし、荷物が少ない場合、引っ越し業者に頼むのではなく、宅配便で送った方が安い可能性があります。どちらが自分に合った方法かよく考えて選択しましょう。