引っ越しの際にマットレスはどうすればいい?運搬方法や処分方法を紹介

マットレスは大きな家具のため、「どうやって運搬すればいいのだろう」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。マットレスはきちんと梱包しないと引っ越し作業中にぶつけたり、汚れたりする可能性があります。本記事では、引っ越しの際のマットレスの運搬方法や注意点、処分方法などをご紹介します。
引っ越し時のマットレスの運搬方法
引っ越し先にマットレスを運搬する場合は、自分で運ぶ方法と引っ越し業者に頼む方法があります。ここでは、自分で行う場合の運搬方法をご紹介します。
マットレスのサイズを測る
まずはマットレスのサイズを測りましょう。マットレスのサイズから運搬に必要な車種を考えます。運搬に適した車にはワゴン車、ミニバン車、トレックなどがありますが、それらの車でマットレスが運搬できるのが確認する必要があります。
セミダブルやダブルサイズになると一人で運ぶのは難しいため、家族や友人に手伝ってもらうか、業者に依頼するのがおすすめです。
移動経路の確保をする
新居にマットレスが入るかどうかを確認する必要もあります。玄関、廊下、階段など、マットレスが問題なく通るか確認しておきましょう。
レンタカーの用意
マットレスが入る車種が分かったら、次はレンタカーの用意をします。引っ越しの繁忙期の時期になると、予約が早めに埋まってしまう可能性があります。そのため、引っ越し日が決まったら早めに予約することをおすすめします。
またレンタカーは普段運転する車と車幅が異なるため、いつも以上に気を付けて運転しましょう。
マットレスを運搬する際の注意点
引っ越し先にマットレスを運搬する場合は、しっかり梱包しなければ汚れてしまう可能性があります。ここでは、マットレスの梱包方法の一例をご紹介します。
エアパッキン
エアパッキンとは気泡緩衝材とも呼ばれる梱包材です。「プチプチ」と呼ばれることもあります。大型の梱包用の物はホームセンターで購入することができます。
このエアパッキンをマットレス全体に巻き付けます。特にぶつけやすいのがマットレスの角のため、四方の角は特に厳重に包みましょう。包み終わったらガムテープなどで止めます。そして持ち運びやすいようにロープなどをくくりつけ、持ち手を作りましょう。
大型ラップ
梱包できるような大型ラップもホームセンターで購入ができます。50メートル巻、100メートル巻など複数種類があるため、マットレスの大きさによって選びましょう。
巻く際にはマットレスを縦にして、ラップでぐるぐる巻いていきます。次の横にして同じように巻いていきましょう。特に四方の角はしっかり覆うようにします。
ラップは衝撃から保護できるように集めに巻くことをおすすめします。こちらも、持ち運びやすいようにロープなどをくくりつけ、持ち手を作りましょう。
古い毛布
古くてもう使わない毛布も梱包材になります。マットレス全体を毛布で包み、ロープで縛ります。ただ、毛布は運ぶ際にズレやすいため梱包の際には注意しましょう。
引っ越し時にマットレスを処分する方法
新居に引っ越す際に買い替える場合は、マットレスを処分する必要があります。ここでは、マットレスを処分する方法についてご紹介します。
粗大ごみとして処分
マットレスなどの大型の不用品は自治体で粗大ごみとして処分することができます。自治体で粗大ごみとして処分する場合は、自治体の窓口で「粗大ごみシール」を購入してマットレスに貼ります。そして回収日に指定の場所にマットレスを置いておきます。
処分費用は自治体ごとに異なりますが、1,000~2,000円程度です。
粗大ごみの回収日やルールは自治体ごとに細かく定められているため、あらかじめ自治体の窓口などで確認しておくことをおすすめします。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼して処分することもできます。さまざまな不用品を回収してくれるため、マットレスだけでなく、処分する物が多い人におすすめです。
不用品回収業者は業者ごとに価格設定が異なるため、できれば複数の業者から相見積もりを取ってから選びましょう。
リサイクルに出す
不要になったマットレスを少しでもお金にしたい、捨てるのはもったいないという場合は、リサイクルに出す方法もあります。リサイクルショップ、フリマアプリ、ネット掲示板などを利用して、新しい買い手・貰い手を探してみましょう。お金をかけずにマットレスを処分できる可能性があるため、時間があればぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
マットレスは大型のため、引っ越しの際にどうやって運ぼうか悩んでいる人も多いと思います。運搬する際には、汚れないようにエアパッキンや大型ラップなどでしっかりと梱包しましょう。またレンタカーで運ぶ際には、マットレスのサイズを確認し、早めに手配しておくことをおすすめします。
運ぶのが難しいと思った際には無理せず、業者に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。