引っ越しを単身でする際の相場は？

引っ越しを単身で行う場合、どんな費用が必要なのか気になる方も多いのではないでしょうか。単身で行う引っ越しは荷物が少ない場合も多く、できるだけ安い費用で抑えたい人も多いと思います。本記事では、単身で引っ越しを行う場合の相場とおすすめプラン、引っ越し費用を抑えるコツ等をご紹介します。

引っ越しを単身で行う場合の相場は？

単身で引っ越しを行う場合の目安は以下の通りです。

通常期（5月～1月）の料金相場（円）

繁忙期（2～4月）の料金相場

参照：SUUMO引っ越し見積もり「単身の引越し料金相場は？　費用を抑えて安く引越しするヒント」

引っ越し業者を利用する場合は、荷物が少ない場合は約34,000～54,000円ほど、荷物が多い場合は約45,000～11万円ほどが必要です。

単身パックと単身プランの違い

一人暮らし向けの引っ越しプランには、主に「単身向けパック」と「単身向けプラン」があります。

単身向けパックと単身向けプランの違い

「単身向けパック」と「単身向けプラン」の違いについてご紹介します。

単身向けパック

引っ越し業者ごとに名称は異なりますが単身向けパックとは、あらかじめ決められた大きさのコンテナボックスに荷物を積み込み、他の依頼者の荷物と一緒に運ぶプランのことです。運べる荷物の量があらかじめ決まっているため、スタッフによる事前見積もりなども不要です。新生活を始める人、家具付き物件に引っ越す人など、荷物が少ない人向けです。

単身プラン

コンテナに積む方法ではなく、荷物の量や移動距離に応じて料金がかかるプラン。コンテナに積めない大きさの家具や家電がある場合は、単身向けプランの方がおすすめです。

単身向けパックの方が向いている人

単身向けパックの大きなメリットは、料金を安く抑えられる点です。あらかじめ「コンテナボックスに入る分だけ」と決められているため、業者側は場所や荷物の重さを予想しやすく、見積もり不要な場合がほとんどです。

そのため、少しでも安く引っ越しをしたい人や、実家から出て新生活を始める人など、荷物があまりない人におすすめのプランです。

単身向けパックがあまり向いていない人

単身向けパックのデメリットは、運べる荷物の量やサイズに制限があることです。特に洗濯機などの大型の家電やベッドなどの家具は入らないケースが多いです。コンテナに入りきらなかった分の荷物は別の方法で運ぶ必要があります。また単身向けパックは、料金が安い分、梱包資材を自分で用意する必要があったり、利用可能エリアに制限があったりする場合があります。そのため、まずは利用条件を確認しておきましょう。

また家電や家具などが多い場合は、コンテナに入りきらない可能性があるため向いていないでしょう。

単身の引っ越し費用を抑えるコツ

単身向けパックを利用する以外の引っ越し費用を抑えるコツをご紹介します。

宅配便を利用する

荷物が少ない場合、引っ越し業者を利用するのではなく、宅配便を利用した方が安いケースがあります。特に大型の家具や家電がなく、ダンボールに入る荷物が10個程度であれば安い場合もあるでしょう。ただし、配送先までの距離やダンボールの数によっては引っ越し業者を利用した方が安い場合もあるため、しっかり計算しておく必要があるでしょう。

引っ越し業者を相見積もりする

複数社の引っ越し業者に見積もりをしてもらい、料金を比較することを「相見積もり」と呼びます。引っ越し業者ごとに、トラックの稼働状況や得意な条件が異なるため、同じ条件でも業者によって大きく価格差が出ることもあります。そのため、引っ越しまで時間がかり「なるべく安く引っ越したい」という人は、相見積もりを試してみてはいかがでしょうか。

料金の安い日を選ぶ

引っ越し業者では、繁忙期でない時期に「料金が安い日程」を設けていることがあります。依頼が少ない平日や繁忙期ではない時期になりますが、通常の料金よりお得になるため、スケジュールに余裕のある人は相談してみましょう。

まとめ

引っ越しを単身で行う場合、引っ越し業者に頼むと荷物が少ない場合は約34,000～54,000円、荷物が多い場合は約45,000～11万円が必要です。少しでも費用を安く抑えたい場合は、引っ越し業者を相見積もりしたり、料金の安い時期を選んだりしてみましょう。また、荷物が少ない人は宅配便の方が安くなる可能性もあります。まずは計算してみることをおすすめします。