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木造と鉄筋造の違いは?選び方なども解説します

物件を探す際に、「木造」と「鉄筋造」で悩む人も多いと思います。それぞれ特徴やメリット・デメリットが違うため、正しく把握しておくことが重要です。本記事では、木造と鉄筋造の違いや、それぞれのメリット・デメリット、木造と鉄筋造を選ぶ際のポイントなどをご紹介します。

木造と鉄筋の違い

住宅の構造は大きく分けて、木造と鉄筋造の2つに分けられます。それぞれの違いを知っておくことで、お部屋探しがしやすくなるでしょう。木造と鉄筋造は、主に以下の点が異なるとされています。

コスト

一般的には、鉄筋造の方がコストは高くなるとされています。鉄筋造は鉄筋材を使用しているため、木材よりも建材にかかる費用が高くなるためです。ただし、高価な木材を使用する場合は鉄筋造よりも木造の方が建築費は高くなるケースもあります。

耐震性能

木造でも鉄筋造でも、使用している建材や構造体次第で耐震性を高めることが可能です。木造では揺れを吸収する構造体を使用すれば、高い耐震性を実現できるとしています。鉄筋造の場合は、揺れた際に鉄自体が変形するため、エネルギーを吸収してくれるといわれています。

耐用年数

法定耐用年数は、木造が22年、鉄筋造が1947年とされています。鉄筋の中でも種類によって法定耐用年数が異なります。

・軽量鉄骨…19~27年

・重量鉄骨…34年

これが鉄筋コンクリート造になれば、耐用年数が47年と長くなります。ただし、これは法律で定められた「建物の資産価値」がなくなるまでの年数のため、実際の耐久度とは関係ありません。耐久度で考えると、木造で約80年、鉄筋造で約100年といわれています。

防音性能

一般的に、鉄筋造の方が遮音性は優れています。そのため、高い防音性を求めるのであれば、鉄筋造を選ぶことをおすすめします。

木造のメリット・デメリット

ここでは木造のメリット・デメリットをご紹介します。

木造のメリット

賃料が比較的安い

木造のアパートは、鉄筋造よりも建築費や材料費が安いことが多いため、賃料も比較的安く設定される傾向にあります。そのため、家賃の安さを重視するのであれば、木造の方がおすすめです。

通気性が高い

木材は鉄筋に比べて吸湿性が高く、通気性に優れているため、熱や湿気がこもりづらいのが特徴です。結露が起こりにくいため、カビが生えにくいのもメリットといえます。

デザインの自由度が高い

木造建築は基礎や柱などで強度を保つ構造です。その部分がしっかりしていれば、他の部分は融通が利くとされているため、比較的自由なデザインが可能です。

木造のデメリット

騒音が響きやすい

鉄筋造と比べて遮音性が低いため、生活音が響きやすくなっています。そのため、快適に暮らすには防音対策が必要です。

冷暖房の効き目があまりよくない

木造は、通気性は良いですが気密性があまり高くないため、鉄筋造よりも冷暖房の効き目が落ちるとされています。そのため、夏は暑さ対策、冬は寒さ対策が必要です。

鉄筋造のメリット・デメリット

ここでは鉄筋造のメリット・デメリットについてご紹介します。

鉄筋造のメリット

防音性に優れている

鉄筋造は、木造に比べて防音性が高いのが特徴です。特に重量鉄骨造や鉄筋コンクリート造は防音性に優れています。生活音が気になりにくいため、快適に生活しやすいでしょう。

耐震性が高い

鉄筋造は、基本的に木造と比較して耐震性能が高いとされており、安心して暮らせるでしょう

冷暖房の効き目が良い

鉄筋造は気密性に優れているため、冷暖房の効率が良いのが特徴です。そのため、光熱費の節約にもなるでしょう。

鉄筋造のデメリット

家賃が高めのものが多い

鉄筋造は使用する建材が高価なものが多いため、建築にかかるコストが高くなります。そのためそれが家賃に反映されて、木造よりは家賃が高くなる傾向にあります。

通気性は悪い

鉄筋造は気密性に優れていますが、木造に比べると通気性は悪くなります。そのため、室内に結露が発生してしまう可能性があります。

木造と鉄筋造を選ぶ際のポイント

木造と鉄筋造にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、どちらを選んだらいいのか悩む方も多いと思います。ここでは、木造と鉄筋造を選ぶ際のポイントをご紹介します。

防音性能で選ぶ

木造と鉄筋造では、鉄筋造の方が防音性能が高くなる傾向にあります。そのため、「静かな環境で暮らしたい」という人には、鉄筋造の方がおすすめです。

家賃で選ぶ

一般的に、木造の方が建築にかかるコストが安いため、家賃も安い傾向にあります。そのため、似た条件で少しでも安い家賃の物件を選びたい場合は、木造の方がおすすめです。

まとめ

木造と鉄筋造には、それぞれメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を知ることが、物件探しの第一歩でしょう。物件を探す際には、自分の生活スタイルや譲れる条件、譲れない条件を明確にすることをおすすめします。条件がはっきりしていれば、物件が探しやすくなりますので、まずは条件を整理するところから始めてみましょう。